~キャリアチェンジは思ったほど怖くない、コツさえわかればラクラク転職大成功~

出戻り転職ってどうなの?本人と企業それぞれのメリット/デメリットを徹底比較!!

海外旅行をすると一つわかることがあります・・・それは日本ってとっても素敵な国なんだなぁーということ(笑 同じように転職をしてみて初めて今までの会社の良さに気が付くことってありますね。

最近少しづつ増えているのは出戻り転職です。今までいた会社に再就職をする出戻り転職の本人のメリットデメリット、企業側のメリットデメリットをご紹介しながら「アリ」なのか「ナシ」なのか考えてみましょう。

出戻り転職とは?

転職市場の活性化に伴い、以前に在籍していた会社へ再びUターンする、いわゆる「出戻り転職」を認める企業が増えている。ベンチャー企業ならよくある話かもしれないが、この現象は労働組合があって毎年春闘をやっているような大手企業においても起きている話なのである。

エンジャパン実施の実態調査によると上のグラフのように企業が退職者を再雇用したことがある割合は72%です。実に7割以上の企業で再雇用の実績があることになります。

出戻り転職する側のメリット

まずは出戻り転職をする側のメリットとしてどんなものがあるのか見てみましょう。

ミスマッチが起こりにくいし、社内に溶け込みやすい

以前勤務していた企業ですから、仕事の内容や社内の雰囲気などはよくわかっているはずです。また、その企業の良い面だけでなく、悪い面も十分にわかっているでしょう。その上で、再び転職するということですから、他の企業に転職する場合に比べて、ミスマッチが起こる可能性は少ないことは間違いありません。

転職期間が短い

転職活動はすぐに結果が出る訳ではなく、準備から入社に至るまでには、一般に3ヵ月から半年程度はかかるとされています。転職活動が難航すれば、さらに長期に及び、生活や現在の仕事にも影響が出る場合もあります。

その点、出戻り転職の場合は、企業側も応募者のスキルや人柄などを把握しており、採用までの期間が短縮されるので、転職活動が長引かずに済みます

今までの実績を活かすことができる

かつての勤務先に復帰することになるわけですから、在籍時に積み上げてきた実績やスキルを活かした仕事をすることができます。さらに、他社で培ってきた経験やスキル、ノウハウ、人脈など、一度退職したからこそ得られたものを活かすこともできます。

転職する側のデメリット

様々なメリットがある出戻り転職。しかし、残念ながらメリットだけではないのが実情です。

次に、出戻り転職のデメリットを見ていきましょう。

以前と同じ待遇とは限らない

出戻り転職をした場合、全く同じ雇用条件で戻れるとは限らないというのが懸念点です。

他社で積んできた経験やスキルを評価してもらい、以前よりも給与や役職がアップするケースもあるでしょう。

ただし、企業によっては他の社員とのバランスなどを考慮して、以前よりも給与や役職などの待遇が悪くなる可能性もあります。

以前の仲間が温かく迎えてくれるとは限らない

一度退職をした会社です。その際の退職の仕方にももちろんよりますが、あなたが退職してから残ったメンバーはきっと大変な思いをしたことでしょう。

「一度辞めたのに、戻ってくるなんて…」と、出戻りを面白く思わない人がいても不思議ではありません。退職してからの期間が長ければ、以前在籍していたときとは会社の雰囲気が変わっていたり、自分の退職後に入社した人が上司や同僚になったりすることも珍しくありません。

出戻り採用、企業側のメリット

こまでは出戻り転職をする側のメリット・デメリットをご説明してきました。

それでは逆に、「出戻り社員を採用する企業側」にはどういったメリットがあるのでしょうか?

即戦力として期待ができる

もともとその企業で働いていたわけですから、即戦力として活躍することが期待できます。人手不足が叫ばれている時代において、即戦力となる出戻り社員は貴重な人材となります。

採用コスト・教育コストがかからない

新たに中途採用者を雇う場合、その企業の仕事に早く適応できるように研修などを行う必要があり、当然、そのためのコストもかかります。その点、出戻り社員を採用すれば、そうした教育のコストが大幅に削減できるので、企業にとっては大きなメリットだといえます。

さらに出戻り社員には、他社で培ってきた経験やスキルが身についています。育成コストをかけることなく、新たな経験やスキルを仕事に活かしてもらえることもプラスの効果となるでしょう。採用のコストも縁故なのでかかりません。

出戻り採用、企業側デメリット 

出戻り採用における企業側の最大のデメリットは人間関係です。温かく迎えてくれる人ももちろんいると思いますが・・そうでない人が必ずいるということです。

ほかの社員から不満が出る可能性がある

会社は組織です、いろいろな人材がいる中で、どうしても快く思わない人も出てくる可能性があります。ましてや、出戻ることでポストを奪われるとかいうことがあれ名なおさらです。

出戻ることで社内の人間に不協和音が広がるのは非常に悪影響です。そのリスクは覚悟しなくてはいけません。

企業が求めているものが変化してきている

ビジネスモデルそのものが変わり、刷新していくスピードが重要になってくるにつれ、ホワイトカラーには「主体的に考え、動ける」素養が要求されるようになっている。経団連が傘下企業に対して行った新卒採用に関するアンケート調査を見ても、この10年、選考時に重視する素養の第2位につけているのは「主体性」です。
(ちなみに1位は「コミュニケーション能力」)

ダーウィンの進化論になぞらえれば、生き残るものは「強い会社」でも「大きな会社」でもなく、「変化することができる会社」ということになります。働く人間にも当然同じことが求められるようになります。

そういう状況においては、たとえその選択が失敗だったにせよ、新たなキャリアに挑戦した人材は評価こそすれ、忌避するいわれなどない。むしろ人事からすれば、自己啓発するでもなく、かといって転職するでもなく、日がな一日机に座ったままルーチンワークしかやらないような人材こそ恐ろしいと考えるようになる時代です。

企業が転職や出戻りをタブー視しなくなった背景には、組織がホワイトカラーに求める素養そのものが変わりつつあるという構造的な事情があるように思われます。。だからと言って安易な転職は勧めませんが、まったく転職やキャリアについて無計画なまま過ごし、一つの場所に留まることもまたリスクだと考えるべきでしょう。