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人手不足の業界とは?就職のメリットデメリットを紹介

転職活動を行っている方の中には、「人手不足の業界が知りたい」「人手不足の業界にチャレンジしたいけど、どんなデメリットがあるの?」と疑問を持っている方がいるのではないでしょうか?

人手不足の業界には「人手不足になる原因」が存在します。しかし、反対に人手不足によるメリットも存在します。

今記事では、人手不足の業界にフォーカスして、人手不足となっている業界やその原因、人手不足の業界に転職することのメリットやデメリットを紹介するので、参考にしてみてください。

人手不足が進行している業界とその原因とは

まずは、深刻な人手不足が進行している5つの業界の紹介と、それぞれの業界がなぜ人手が足りないのか、その原因を説明していきます。

IT業界

IT業界の人手不足の原因は、IT業界の市場規模拡大があげられます。IT業界では、今後10年で50万人前後のIT技術者が不足するという試算があります。

また、IT技術が進化していくことで、これからの技術についていけない人材も増えていくことも考えられます。

このような構造がIT業界では予測されるため、人材の需要増加に対して求人・採用が追いついておらず、人手不足が慢性化している現状があります。

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医療・介護福祉業界

医療業界の人手不足の原因は、設備の整った大病院や都市部に人気が集中してしまうことがあげられます。都道府県によって人手に偏りが出ているのが現状です。

介護業界の人手不足の原因には、高齢化によるサービスの拡大、低賃金、イメージの悪さがあります。介護業界はボランティア精神が求められることや、「きつい」「汚い」というイメージも未だにあるようです。

飲食・サービス業界

飲食業界の人手不足の原因は、離職率の高さです。飲食業界は、基本的に若い従業員やアルバイトを雇って店舗を運営しています。そのため、短期間での離職が多く慢性的に人手不足となっています。

また、飲食業界はとても競争が激しく、次々と新店舗が出店しては閉店しています。店が閉店することも多く雇用が不安定なので、正規で就職しようとする人が少ない特徴があります。

サービス業界の人手不足の原因も、離職率の高さが原因です。業務で求められるレベルが高いにも関わらず、業務量に見合った給料が出ないことにより、退職者が多いのです。

また、サービス業はモンスタークレーマー問題もあり、働く上で精神的に厳しい面があるでしょう。

その他、給料は大企業が圧倒的に良いため、就職希望者が大企業に偏っているという問題もあります。

運送・流通業界

運送業界の人手不足の原因は、新規参入企業が増えたことで労働環境が悪化したことがあげられます。

国の規制緩和によって、零細企業の新規参入が急増しました。零細企業の増加によって、下請けを行う運送業者は低価格で仕事を引き受けているのが現状です。

そのため、低収益・低賃金のカバーをするために長時間労働を行う企業が大多数となってしまっています。

建設・建築・土木業界

建設・建築・土木業界の人手不足の原因は、若い人の就職率が低いという点があります。これらの業界は、ケガや危険を伴う仕事であり肉体労働です。そのため、若者が就職の選択肢から外すことが多いのが現状です。

また、給与や補償の待遇が整っていない点も不人気の要因でしょう。

POINT

人手不足となっている業界は、需要とのバランスの崩れ、離職率の高さ、労働環境や待遇の悪さなどの原因があげられます。しかし、働き方を見直して対策を考えているところも多いため、今後の将来性を見通して業界選びを行うことが大切です。

人手不足の業界に転職するメリット

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次に、人手不足の業界に転職するメリットを紹介していきます。

未経験でも採用されやすい

人手不足の業界は人材を確保することに必死なので、未経験者でも採用されやすいのが特徴です。面接時にやる気があることをアピールすれば、採用される可能性が高いです。

一から教育して育てようという考えで採用してくれるので、まずは業界で経験を積みたいという方におすすめです。

出世しやすい

人手不足であるということは、裏を返せば出世のライバルが少ないということです。そのため、出世しやすいメリットがあります。

「人手不足な業界」と「将来性がない」ことはイコールではありません。将来性がある企業は多くあります。今後の世の中の動向を捉えて、企業を選んでいくことが重要です。

経験者は優遇される

経験者は優遇されるメリットがあります。先ほど述べた通り、人手不足の業界は人材の確保に必死なため、未経験でも採用されるケースが多くあります。

経験者であれば採用される確率はさらに高くなり、給与面でも優遇される可能性があります。企業側は、即戦力になる経験者を求めているので、人手不足の業界では転職後も大変喜ばれるでしょう。

働き方改革に積極的な企業も多い

人手不足の業界の中には、働き方改革に積極的な企業も多い特徴があります。人手不足を解消しようと、企業が積極的に働きやすくしようと改善しているのです。

プライベートな時間を確保できる勤務形態にしたり、女性の社会進出を後押ししてくれたりする企業もあるので、しっかりと企業研究をしておきましょう。

POINT

未経験でも採用されやすく、経験者は優遇されたり出世しやすい可能性が高い。また、働き方改革に積極的な企業が増え、働きやすく改善されている企業も多い。

人手不足の業界に転職するデメリット

反対に、人手不足の業界に転職するデメリットを見ていきましょう。

離職率が高い

人手不足の業界は、離職率の高い企業がとても多いです。その理由は、長時間労働を強いられたり、労働環境の悪さや給料の低さ、仕事がきついなどといった要因が大きいです。

せっかく転職しても離職率の高い企業では、自分も一体いつまで続けられるか不安になってしまうでしょう。このような企業を避けるには、希望の企業の離職率をあらかじめ調べておくことが大切です。

慢性的に業務量が多い可能性

人手不足ということは、従業員一人あたりの業務量が多くなります。そのため、慢性的に業務量が多い可能性が高いでしょう。

与えられた業務が終わらず、残業や休日出勤をすることになり、長時間労働をしなくてはならない場合もあります。転職後に体調不良やストレスを抱えてしまうことのないように、企業研究の時点で労働環境のイメージをしておきましょう。

将来的な不安要素が強い

人手不足の業界に転職することで、将来的な不安要素を感じてしまう可能性があります。人手不足が続くのに、企業側の具体的な改善策がなく何も状況が変わらなければ、「この会社は長くは続かないのではないか」と心配になるでしょう。

不安や心配が続くと「他の企業に転職しようかな…」と再度転職願望を抱いてしまいます。せっかく転職したのに、また転職活動を一からやり直すこともあり得るので注意が必要です。

POINT

人手不足により慢性的に業務量が多い可能性、将来的な不安が続き再度転職を検討してしまう可能性がある。

転職を成功させるポイント

最後に、人手不足の業界への転職を成功させるポイントを2つ紹介します。

企業研究、業界研究を行う

人手不足の業界へ転職を考える上で、企業研究や業界研究は重要なポイントです。

業界研究をする際に有効なのは、ニュースサイトでその業界についてチェックすることや、業界地図等の書籍で調べること、各種セミナーに参加することなどがあげられます。

業界研究を行い気に入った業界があれば、会社四季報や口コミサイトをチェックしたり、企業のホームページを確認したりしましょう。もし、実際に勤めている方がいたら、直接話を聞くとリアルな意見が得られるのでおすすめです。

収集した情報を整理し、全体を俯瞰してみることでその企業の将来性についても見えてくるでしょう。人手不足のデメリットを考慮しつつ、どうしても自分の譲れない条件、妥協できる条件を満たしているか確認するようにしましょう。

書類・面接の通過率をあげる

人材を求めている人手不足の業界であっても、もちろん選考試験はあります。そして、やはり人気の企業には多くの応募者が殺到します。条件や環境の良い企業へ転職するためには、たくさんの応募者がいる中で採用してもらえる人材になる必要があります。

そのためには、まずは書類通過を突破すること、次に面接を通過することが重要です。書類選考や面接の通過率を上げるためには、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントを利用すると、履歴書や職務経歴書の書き方についてアドバイスや添削をしてもらえるます。そのため、書類通過率が高くなるのです。

また、模擬面接を行ってもらえるので、どんなアピールをしたら良いかが分かったり、本番に緊張せず挑むことができます。「書類で落とされてしまう…」という方は利用してみるのが良いでしょう。

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まとめ

2021年現在、日本で人手不足が進行している業界やその原因、人手不足の業界に転職することのメリットやデメリットを紹介しました。人手不足の業界は、需要とのバランスが問題であったり、待遇や環境の悪さが原因であったりします。

人手不足の業界に転職する際には、入念に業界や企業の動向を調査することが大切です。すぐに採用されても、続かずにまたすぐに転職を繰り返してしまっては本末転倒です。じっくり調査したのち、希望の企業へ応募しましょう。

しかし、プロではないので業界の動向を自分だけでチェックするのは難しい方もいるでしょう。そんなときは、転職エージェントを頼ってみましょう。業界について詳しいプロのカウンセラーが無料で相談に乗ってくれます。相談してみたい方は、ぜひキャリチェンにご相談くださいね。