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履歴書の退社と退職は違う?退職理由や職歴の書き方を紹介

履歴書の職歴欄は、基本的な書き方が決まっており、それを守らなくてはいけません。

正しい書き方を知らずに書いてしまうと、「ビジネスマナーを知らないのでは?」と採用担当者に思われてしまう可能性があります。

職歴の正しい書き方を学んで、どこでも通用する履歴書を作れるようになりましょう!

職歴の基本的な書き方

まずは、職歴の基本的な書き方からお伝えしていきます。

「退職」と「退社」は違う?

職歴欄に書く場合は、「退職」がおすすめです。

「退社」でも間違いではありませんが、「仕事を終えて帰宅する」という意味も含まれてしまうため、より限定的な意味である「退職」を使うことが推奨されます。

正社員だけでなく、アルバイトやパート、派遣社員として勤務していた場合も同様に「退職」という言葉を用います。

こちらは、正社員として勤務しすでに前職場を退職している場合の参考例です。

平成30年4月 株式会社〇〇 入社
東京本社 総務部配属 一般事務を担当
令和1年3月 一身上の都合により退職

※正社員以外の雇用形態(アルバイト、契約社員等)の場合は、「アルバイトとして勤務」や「入社(契約社員)」など一言書き添えましょう。

在職中の場合の書き方は?

在職中の場合は、「現在に至る」「在職中」と表記するか「退職予定日」を書くようにします。

退職予定日がわかっている場合や求人急募中の企業に応募する場合は、予定日を記入することで「すぐに企業で働ける」という意思を示すこともできます。

ただ、無理して書く必要はないため、その場合は「現在に至る」「在職中」と表記しましょう

以下は、在職中の場合の参考例です。

平成30年4月 株式会社〇〇 入社
東京本社 総務部配属 一般事務を担当
現在に至る(退職予定日 令和1年3月)

退職理由の書き方は3パターン!

次に、退職理由の書き方についてご紹介していきます。

履歴書の職歴欄に書く退職理由は具体的に記す必要がない限り、「一身上の都合により退職」など簡潔な言葉で終わらせます。

詳細な退職理由は職務経歴書の方に書くようにしましょう。

基本的には「一身上の都合により退職」

転職など自分の都合で退職する場合は、「一身上の都合により退職」とします。

アルバイトやパートとして勤務している方も契約満了ではなく、自分の意志で辞める場合は同様の書き方をします。

「契約期間満了のため退職」の場合

派遣社員や契約社員として勤務し、契約期間満了で退職する場合「契約期間満了のため退職」と記します。

契約延長を提案されたが断って退職した、という場合も同様の理由です。

「会社都合により退職」の場合

倒産やリストラなど会社の都合でやむなく退職した場合は、「会社都合により退職」と書きます。

ただ「会社が経営不振になり希望退職を申し出た」場合などは、自分の意志による退職として「一身上の都合で退職」と書く必要がありますのでご注意ください。

職務経歴書や履歴書に退職理由は書かない方がいい?

職務経歴書や履歴書は、あなた自身のスキルを証明するものです。退職理由が前向きで、面接官も納得できる内容かつ、応募先企業のメリットになる理由であれば、積極的に記載するべきです。

しかし、転職回数が多すぎたり、印象の悪い退職理由の場合は、書かないのが無難です。転職回数が多いと「入社してもすぐに辞めてしまうのではないか」「何か問題がある人なのではないか」と疑問に思われてしまう可能性が高いからです。

そもそも、職務経歴書や履歴書は応募者のスキルのアピールができる場であり、自由に記入していいものです。マイナスな印象を与えそうな退職理由はわざわざ記載する必要はありません。

誤解されそうな退職理由の場合は、履歴書には「一身上の都合」と記載し、面接で詳しい退職理由を説明するのがおすすめです。

具体的な退職理由を書いた方が良いケース

退職理由は、基本的には上で述べたように簡潔な言葉で終わらせますが、選考で不利にならないよう具体的な理由を記した方が良い場合があります。

以下でご紹介するケースに当てはまる方は、一言具体的な理由を添えて書くことをおすすめします。

転職回数が多い場合

20代のうちに4~5回の転職など転職回数が多い場合は、採用担当者に「入社後またすぐに辞めてしまうのでは?」という不安を与えてしまう恐れがあるため、「キャリアアップのため退職」などのようになぜ転職回数が多いのかがわかる理由を一言添えるようにします。

職歴に一貫性がない場合

また、職歴に一貫性がない場合も同様に「継続力がないのでは?」と思われてしまう可能性があります。

これを避けるために、「キャリアチェンジのため退職」「スキルアップのため退職」など納得されやすい理由を書くか、一見してわからない一貫性がある場合は職歴の書き方を工夫して共通点を見えやすくする必要があります。

就業期間が短い場合

環境的な要因や正当な理由でやむなく短期間のうちに退職した場合は、その理由を具体的に書くと不必要に印象を悪くしません。

「親の介護のため退職」「結婚のため退職」など自分の場合に合う理由を書きましょう。

退職後長い時間が経過している場合

退職後に長く仕事に就いていなかった場合は、採用担当者が納得できる理由を具体的に記入した方が良いです。

例えば「語学留学のため退職」や「一身上の都合により退職、以後フリーランスとして活動」「出産・育児のため退職」などのように書きます。

また「体調不良」「病気療養」等の理由を書く場合は、退職理由とともに「完治」していることを必ず記すようにしてください。

面接でのベストな退職理由の答え方について知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

面接で印象を良くする退職理由の答え方は?ケース別回答例で退職理由にもう悩まない!

退職理由・転職理由を記載するときの例文

ここからは、退職理由や転職理由を記載する時の例文を紹介します。

生活の変化を理由にする場合

結婚や出産、引越しなど、生活の変化を理由に退職する場合も、履歴書には「一身上の都合により退職」と記載して問題ありません。

退職理由が明確で、応募先の企業が納得できる内容の場合は「配偶者の転勤に伴う引越しによる退職」「妊娠による退職」「出産による退職」と記載するのもおすすめです。

妊娠や出産による退職の場合は、退職理由に問題があるのではないかと疑問に思われないためにも、記載しておくのが無難です。面接時には、子育て中も前向きに勉強に取り組んでいたことを伝えられるとより良いですね。

キャリアチェンジ・キャリアアップを理由にする場合

退職理由がプラスのアピールになる場合は、詳細に記載した方がいいです。

「キャリアアップのため退職」「キャリアチェンジのため退職」と記載しましょう。前向きな転職であることを伝えられる書き方にしましょう。

「事務職から営業職に転職して、多くの人と関わりながら仕事をしたいと考え、転職を決意致しました。」のように書くといいでしょう。

家族や家庭を理由にする場合

両親の介護が必要になって前職を退職した場合には「両親の介護が理由で退職しましたが、最近は施設に入所して、介護が落ち着いたため、転職を決意致しました。」のように、明確な退職理由と共に、現在は問題が解決していると伝えるべきです。

体調不良が理由の場合

履歴書には「一身上の都合により退職」と記載して問題ありません。

体調が回復してから、転職活動を始めましょう。転職活動は体力が必要である上に、
体調が悪いまま転職活動を始めてしまうと、体調が悪化してしまう可能性もあります。

面接時には、現在は体調が回復し、問題がないこと、医師の診察を受けていることを強調しましょう。たとえ前職の労働環境が理由で体調不良になってしまったとしても、それを明言するのは避けてくださいね。

履歴書で他のエントリー者と差を付ける方法

履歴書にはいくつかの種類があり、ものによって自己PRや志望動機、退職理由欄の有無が異なります。

それぞれ強調できるアピールポイントが違いますので、自分に合ったものを選んで他のエントリー者に差がつく良い履歴書を作成しましょう。

志望動機は、3つのポイントを説明する

志望動機欄がある履歴書は最も一般的です。

他のエントリー者も必ず記入してくる部分ですので、ぱっと見たときにわかりやすくすっきりまとまった志望動機を書く必要があります。

書くべきポイントは3つです。

「企業を志望した理由」「活かせるスキルや経験」「どのように企業に貢献できるか」の3点を押さえて、それぞれの内容に矛盾がないようロジカルに説明しましょう。

自己PRは、具体的なエピソードを交える

自己PR欄がある履歴書も比較的多いと言えますが、あるものとないもので分かれるため差がつきやすい部分です。

書くべきポイントは、「これまでの実績・結果」「スキルや経験」「どのように企業に貢献できるか」です。

志望動機と異なるのは、前半の2つの内容に重点を置けるということです。

実績や前職場での具体的なエピソードを盛り込むことで自己PRに強い説得力を持たせることができます。

退職理由は、志望動機と関連させる

退職理由欄がある履歴書はそれほど多くはありませんが、具体的な退職理由を書きたいという方にはこちらのタイプが良いです。

書き方のポイントは、「ポジティブな転職理由を書く」「志望動機と結びつける」の2点です。

退職理由は「パワハラ」や「残業が多い」などネガティブな理由を書くのは避け、「前職場でできなかったことがしたい」や「キャリアアップをしたい」などポジティブな理由を書きましょう。

また、退職理由を志望動機に結びつける形で書くと企業や仕事への意欲が示せるため、採用担当者に好印象を持たれやすいです。

面接で印象を良くする退職理由の答え方は?ケース別回答例で退職理由にもう悩まない!

事務職に転職したい場合の退職理由参考例

前職場では販売員を務めておりましたが、実績を競い合うような競争性の高い仕事より他者と協力しサポートする仕事に魅力を感じるようになったため、事務職への転職を決意しました。

御社は、業界の中でも第一線を担う企業であり、日々の暮らしをより豊かにする商品の数々が一般の女性から高い人気を集めています。

私もお客様の視点に寄り添う商品開発の姿勢にとても魅力を感じ、その仕事を陰ながら支えていく形で貢献したいと考え、御社を志望いたしました。

差がつく職務経歴書の書き方について知りたい方はこちらの記事も合わせてどうぞ。

職務経歴書は最初の1/3で決まる! 通過率の上がる応募書類の書き方を大公開

まとめ

正しい履歴書を書くことは、転職成功への第一歩です。

今回ご紹介した職歴欄の書き方以外にも、まだまだ転職活動には悩ましいところも多いかもしれません。

お悩みを解決して転職活動をスムーズに行うためには、転職のプロに相談するのも一つの手です。

キャリチェンは日々多くの方々の転職に関するご相談に乗ったり、面接のアドバイスを行ったりするなどして希望を実現するお手伝いをしております。

「転職をするかどうか悩んでいる…」という方や「履歴書の書き方についてもっと詳しく知りたい!」方などどんなご相談でも構いません。

ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。