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緊急事態宣言で長期化する外出自粛・・・健康で働き続けるためにも大事なことはメンタルヘルス!!

新型コロナウィルスの感染拡大を受けて4月7日に安倍総理から緊急事態宣言が発動されました。期間はGW明けの5月6日まで、対象となる地域は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県になります。

この緊急事態宣言では、世界各国で行われているような都市封鎖がされるわけではなく、公共交通機関なども継続的に運行されることも同時に発表されました。しかし、仕事は在宅勤務を要請され、不要不急の外出はできるだけしないようにと言われていますので・・・事実上外にはほとんど出ないという状況になります。また、人との接触も8割り程度削減してほしいと言われています。

そのような状況で心配になるのは人の精神的な部分です。外出もできない、人とも接触できないとなれば、不安や孤独で苦しまれる方が増えていくことでしょう?その中でメンタルヘルスを保ちながら働き続けるにはどのようなことを意識しなくてはいけないでしょう。

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求められる行動変容は「人との接触80%減」

日本医師会の横倉さんは「外出をできるだけ控えることで人との接触を80%減らすと、感染者が激減することが研究でわかっている。緊急事態宣言で何とか国民の意識を変えて、そういう状況にしたい。宣言が出されてもみなさんの行動が変わらなければ、何も変わらないので、さまざまな行動変容を起こしてほしい」と述べました。

どれだけ政府が緊急事態宣言を出したところで、私たちが今まで通りの行動をしていたのでは、感染拡大は全く収束しないということですね。しかも、全体で見て80%削減ということは・・・その中には医療関係者や警察官、公共交通機関などライフラインを確保する方々がいらっしゃることを考えると、そうでない人はほとんど人との接触をしてはいけないということなのでしょう。

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人と接触しないことによって起こる心理的状況

人と接触しないことによって、人間はどのような心の変化が起こるのでしょうか?もちろん人によって影響の差はあるでしょうが・・・

人と会わないことによって、ただ単に孤独感を感じるだけではなく、将来が不安になったり、自信を喪失してしまったりという心理的な影響が起こります。それがコミュニケーションをとらなくなって約一週間で現れると言われています。今回の緊急事態宣言の期間は約一か月です。どのような心理的な影響が起こるのか想定できません。

人に合わない状況でもメンタルヘルスを保つには?

そのようななかなか予想できない状況でも心の健康を保つにはいくつか心がけておいた方が良いことがあります。どのようなことか見ていきましょう。

趣味を持ち、一日の中どこかで好きな時間を過ごす

一日の中の1時間でも2時間でもいいので自分の好きなことをする時間を作るようにしましょう。音楽を聴く、本を読む、好きなところを散歩するなどリラックスできてリフレッシュできるような時間を作ることが非常に大切です。

睡眠をしっかりととる

心の健康を保つにはしっかりとした睡眠をとることが大切です。睡眠時間として最も適切な時間は8時間と言われています。できれば、同じ時間に寝て、同じ時間に起きるという生活のリズムを作るとよいでしょう。

睡眠だけでなくできれば食事もしっかりとりましょう。外出禁止が続くと、どうしてもインスタント食品や冷凍食品などが食事の中心になってしまいがちです。野菜をしっかりととり、バランスのとれた食事をすることが身体だけではなく、心の健康にもつながります。

実際に合えなくても何かしらの方法で人とつながる

外出自粛要請はされていますが、対面以外でのコミュニケーションまでも禁止されているわけではありません。電話やSNSやメールなどを使って常に人と触れ合うことを忘れないようにしましょう。特に用事がなくても構いません。今の自分のことを素直に話せる相手を見つけましょう

専門の窓口に相談をする

自分自身で黄色信号を感じたら、自治体などにも設置されているメンタルヘルスの専門窓口に相談をしてみましょう。体調などに影響が出る前に早めに相談することをお勧めします。

全国の特別養護老人ホームをはじめとする高齢者福祉施設・事業所が加盟する公益社団法人全国老人福祉施設協議会(東京都千代田区。会長 平石 朗)は、得津産業医事務所(福岡県北九州市。代表 得津 慶)と提携し、新型コロナウイルス感染症の対応に日々神経を尖らせている介護従事者等の精神的負荷軽減を図るため、相談料無料の電話相談窓口を敷設した。

参照元:PRTIMES 「 全国老施協、新型コロナウイルス感染症に関するメンタルヘルスサポートについて、産業医による無料相談窓口を敷設 」

メンタルヘルスが仕事に与える影響

従業員がメンタルヘルス不調になると、仕事の能力だけでなく集中力や注意力も低下するため、生産性が下がるだけではなく、なにかしらのトラブルになってしまうことも想定されます。もし、会社側が社員のメンタルヘルスの不調に対しきちんとした対応をしない場合は、労災のなどの損害賠償請求や民事訴訟などにも発展してしまう可能性があります。

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社員のメンタル不調に気が付いた場合

メンタルヘルスが不調な従業員は適切な判断ができない状況にあります。そもそも不調であることに気が付いていないこともあるでしょう。気が付いていない場合については、相談を待っているだけでは何も解決しないことになってしまいます。

そのためにもメンタルヘルス管理監督者を設置して、普段から管理監督者はコミュニケーションを心掛ける必要があります。そうすることで、ちょっとした異変に気が付けるように、信頼関係を構築しておくことが大切です。

以上のように働く上でメンタルヘルス、心の健康は非常に重要です。緊急事態宣言で在宅勤務となりましたが、その中でも心の健康が維持できるよう心がけましょう。