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テレワークだけじゃない!!コロナのタイミングに合わせてオンライン化するコミュニケーションあれこれ・・・

新型コロナウィルス感染拡大により安倍総理は4月7日に緊急事態宣言を出しました。その時は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都市が対象となっていましたが、4月16日に全国にその範囲が拡大されました。あれからすでに3週間がたち、間もなく宣言の期限とされる5月6日になろうとしています。

4月29日現在の状況では、28日一日の東京での感染者数は121人で、いまだに一日の感染者数が100名を超えていて、このままでは宣言解除とはならないだろうと大方のメディアでは報道されているようです。

在宅勤務の要請が出て、人との接触8割削減が求められている状況で、いろいろなことがオンラインに移行しています。そんなことまでというものも中にはありそうです。

テレワークによる在宅勤務

外出自粛、在宅勤務が要請される中で、企業も個人も働き方を変えようという努力が進んでいるように見受けられます。その中の一つがテレワークです。PCを使って勤怠も管理し、MTGなどもすべてパソコンで行う働き方で、最近非常に増えています。

どの程度進んでいるのか?

では、実際の現場ではどの程度テレワークが進んでいるのでしょうか?テレワークの議論は働き方改革が叫ばれる中で、実はもうかなり前から導入についての議論が行われていました。が・・・実際のところは進んでこなかったというのが現実です。それが、新型コロナ感染拡大というやむを得ない事情でどの程度進んだのでしょうか?

東京商工リサーチの調査によると・・・感染拡大防止のためにテレワークを「実施している」と回答した企業は全体の25.4%でした。資本金が1億円以上の大企業に限って言えば、48%以上の企業つまり約半数の企業が実施しているのに対して、資本金1億円以下の中小企業では20.9%にとどめっています。

在宅勤務の実施率は約25%、中小企業は20%にとどまる — コロナ影響調査(TSR)

テレワークのメリット

テレワークには働く側と経営者側、それぞれにメリットデメリットがあります。

従業員のメリット

・通勤時間がかからない:在宅ワークによって会社までの通勤時間が無くなるのは従業員のメリットとして一番大きなことといえるでしょう。人によっては往復で一日2時間ぐらいの通勤時間が削減されると予想されます。また、単なる時間の問題ではなく通勤ラッシュを避けられるということもメリットだと言えるでしょう。

・作業に集中できる:自宅の部屋で作業が可能なので、会社作業をするよりも集中して作業をすることが可能です。もちろん自宅の環境次第で、小さなお子さんがいらっしゃるなどの事情があれば一概に在宅の方が集中できるとはいにくいところではあります。

経営者のメリット

・企業イメージの向上:テレワークの推進などに積極的に取り組んでいる姿勢は、従業員の働きやすさを目指している取り組みとして企業イメージの向上につながります。また、国の施策である「働き方改革」ともリンクしますので、ますます評価につながることでしょう。

・生産性の向上:生産性については簡単に上がった下がったと評価しにくい部分ではありますが、通勤時間が無くなり、その分労働に集中できるとすれば生産性の向上にもつながる可能性は高いと考えられます。

テレワークのデメリット

よいことばかり見てきましたが・・・当然、テレワークにもデメリットはあります。

従業員のデメリット

・コミュニケーション量の減少と孤立:これまでは隣に座っていたので、何がなくできていた会話や質問ができなくなることで、コミュニケーションの量は激減します。上司による部下の育成なども少なからず影響が出てしまうことが予想されます。

・自己管理が求められる:会社による管理はなくなり、指示などで作業をするというのではなく、自らの判断で作業する場面も多くなることが想定されます。その分、納期や品質など自分自身できちんと管理して作業を進めていくことが、オフィスで働いていたとき以上に求められます。

経営者のデメリット

・労働実態の把握が困難:実際にどの程度働いているのか、業務の負荷はどうなっているのかなど、その場にいれば感じられたものが感じられなくなります。

・テレワークを実現するハードやソフトのコストがかかる:パソコン端末やスマートフォン、ウェブ会議を実現するためのアプリケーション、セキュリティーを監視するソフトなどのコストがかかります。

こんなことまでオンラインになっている?

オンライン面接

企業が行う採用面接もオンライン化がどんどん進んでいます。オンラインによる面接が実現することで、遠方の求職者に対する負荷は非常に下がることになりました。また、一次面接、二次面接など、複数の面接機会がある場合・・・以前は最終面接だけは対面で行っている企業が多くありましたが、最終面接もオンラインで行う企業が少しづつ増えてきているようです。

オンライン入社式

今年の4月1日に行われた各企業の入社式の様子を見ると、多くの企業がオンラインによる入社式を実施しました。

家計簿アプリなどを開発しているマネーフォワードはグループ会社も含む新入社員43人に加え、社員、約70人がZoomに接続することで入社式を実施しました。中には、九州や北海道から参加した新入社員もいたということです。

Zoomで行われたマネーフォワードの入社式
元:マネーフォワード

オンライン飲み会

飲食店も多くのお店が休業しているため、仲間と飲む機会も恐らく激減していることでしょう。そこで、話題になっているのはオンライン飲み会です。ZOOMなどを使って、複数人が集まって、それぞれに自宅でお酒を飲みながら会話を楽しむという飲み会です。

最大の特徴はどこからでも参加が可能なため、東京と大阪といった遠隔地での飲み会も実現します。もっと言えば海外の人とも飲み会が可能です。また、途中参加や退席もしやすいため、○○しながらの参加など気軽に参加できることも特徴の一つです。

オンラインフィットネス

外出自粛要請が続く中で運動不足の人が非常に増えています。そんな中、自宅でも簡単にできる運動が注目を集めています。

  • 好きな時に録画されているレッスン動画を見るオンデマンド型
  • ライブ(リアルタイム)に複数で受けるグループレッスン型
  • ライブで(リアルタイム)に個別で受けるマンツーマントレーニング型

大きく分けてこの3タイプのトレーニングがあります。

オンライン結婚式

地元が離れている二人が結婚する場合や二人だけで海外で挙式を上げたい場合などで注目を集め始めているオンライン結婚式。年配の方の参加などもオンラインであれば実現が可能です。本来はコロナとは無関係にサービスが始まったオンライン結婚式ではありますが、この機会に広がっていくかもしれません。

海外や遠隔地にいるお友達、遠くのお爺ちゃん・お婆ちゃん、育児や介護で外出できない方・・・。
挙式、披露宴にスマートフォンで参加いただけます。距離を超えて結ぶネットウェディング!Smart Wedding

緊急事態宣言が解除されたらどうなるのか?

5月6日に現在の緊急事態宣言の期間は終了しますが・・・今のところ、まだコロナウイルスの感染が終息しているとは考えられないために、期間の延長が予想されます。とはいえ、いつかは宣言の解除が段階的に起こっていくことでしょう。

その際でも、必要に迫られて行っていたオンライン○○がそのまま残る可能性はあります。これを機会にどんなことがオンラインに移行できるのかいろいろ考えてみるのはいかがでしょう?