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経験を活かしてアピールする方法!志望動機の例文や書き方とは?

今までの経験を活かした志望動機の書き方と具体的な例文を紹介します。好印象を与える志望動機を作るにはいくつかのポイントを押さえることが重要です。

企業理解の深め方、自分の経験の魅せ方、構成の考え方など志望動機を作る時に押さえて欲しいポイントを紹介します。

「経験を活かす」とは?

「経験をいかす」の表記には「活かす」と「生かす」の2つがあります。「経験を活かす」と「経験を生かす」は似た表現であり、どちらの漢字を使い分けるべきか迷ってしまうかもしれません。

「経験を活かす」「経験を生かす」は、「経験を活用する」「経験を利用する」と言い換えられます。ほぼ同じ意味なので、使い分ける必要はありません。

そのため基本的には、履歴書や職務経歴書の表記はどちらを使っても構いません。

しかし厳密に言うと、「活」という漢字には「役立てる」と言う意味があります。過去に経験したことを強調してアピールしたい場合には、「経験を活かす」と記載するのがベターです。

反対に、過去に経験のない、未経験のことをアピールする場合には「生」と言う漢字を使うのがおすすめ。今後未経験のことを学び、経験を深めたい場合には「経験を生かす」と記載する方がいいです。

また、「活かす」と言う言葉は常用漢字ではありません。常用漢字とは、国の文書や法律、新聞などで使える共通の字であり、正式な文書には常用漢字を使う方がいいため、「経験を生かす」と記載する方がいいと言えます。

「経験を活かす」と「経験を生かす」どちらの表記にするべきか迷ってしまった場合には、「経験を生かす」の方を選ぶ方がいいでしょう。

志望動機の作り方とポイント

『企業理解』と『自分の経験』がうまく組み合わさることでいい志望動機になります。

志望動機を作る際には、事前の準備と構成を押さえることが非常に重要です。ここからは、いい志望動機の作り方とそのポイントを解説します。

①企業理解を深める

企業理解を深めるとは、企業の特徴を理解することです。志望動機を説得力のあるものにするためには、企業のことを理解し、知識を深めることが不可欠です。

そのためには、企業のホームページ企業理念や事業内容、人事制度などの企業の特徴をしっかり理解し、それをふまえて志望動機に落としこまなければいけません。企業理解を深めるには、以下のポイントを最低限押さえるといいでしょう。

企業理解でチェックしたいポイント

✔︎代表取締役(氏名・経歴・代表メッセージ)

✔︎企業理念

✔︎設立年・資本金

✔︎事業内容

✔︎業績

✔︎社風

✔︎勤務条件

✔︎求められるスキル

企業理解を深めることで、その企業特有の魅力に気づくことができます。その企業の魅力に気付いたら「この企業だからやりたいこと」「数ある会社の中からその企業を選んだ理由」「社風に魅力を感じた理由」「商品やサービスに魅力を感じた理由」などできるだけ具体的に志望動機に落とし込むようにしましょう。

企業理解の際には正しい情報収集を

説得力のある志望動機を作成するには、「必要な情報を取捨選択する力」が必要です。

現代は、情報が溢れています。ただやみくもに情報収集して、志望動機を作成しても、面接官の心に刺さる志望動機にはなりません。

情報収集をする際には、まずたくさんの情報を集める。そして、その情報が正しいのかどうか、さらにその情報が自分に必要かどうか見極めます。

このように情報を取捨選択した上で、志望動機を作成しなければ、ありふれた志望動機にしかならず、書類選考で落とされてしまいます。

企業情報を収集する際には、会社の強みを客観的に考えましょう。業界の規模や業界での立ち位置、提供しているサービスや商品などの情報収集が大切です。

まずは企業情報を収集しなければ、薄っぺらい志望動機になってしまいます。企業情報を徹底的に調べることで、採用企業が求める人物像やスキルを把握できるのです。

可能ならば、インターネットや本で調べた情報の他にも、実際に商品を使ってみたり、現地に行ったりして得た情報を盛り込むと、一層あなたらしさを生かした志望動機として、相手に熱意が伝わります。

②自分の経験をどう魅せるのか考える

今までの経験や強み、さらに前職で得たスキルなどを明確にし、自分の経験をどう魅せるべきか考えましょう。「これまでどのような仕事をして、そこから何を学んだのか」「これまでの経験を今後どう活かすことができるのか」などアピールになる経験やスキルを考えましょう。転職後の働き方をしっかり考えてアピールすることで、意欲の高さをアピールすることができます。

特に面接官が注目しているのは「なぜその意欲が沸いたのか」「意欲が沸いたことを実現するためになぜそのような行動をしたのか」という「理由」の部分です。できるだけ具体的に理由の部分を書きましょう。

ただ「単純な経験」に基づいた志望動機はよくありません。「海外旅行経験が豊富だから旅行業界を志望した。海外で仕事がしたい」という志望理由では志望理由が薄く、自分の経験を活かしてアピールできているとは言えません。

「成し遂げたいこと」と「きっかけとなった経験」を同時に書くことができればいいアピールになるでしょう。

経験したエピソードがない場合はどうするべき?

エピソードが思いつかない場合は、これまで経験してきた内容を書き出し、整理してみましょう。ちょっとしたことでも構いません。「書けるようなエピソードはない」と思っていても、小さなことでも経験したことを書き出してみることで、何かエピソードを思い出せるかもしれません。

✔︎転職のきっかけや理由を考えてみる

✔︎これまでの経験を細かく整理してみる

✔︎企業の強みと自分の強みを考えてみる

上記の事柄を考えることで、経験したエピソードが見つかるかもしれません。

ここで重要なのが、伝えたいことがたくさんあるからと、長々と文章を書かないことです。

伝えたいことをダラダラと書いてしまっても、本当に伝えたいことは伝えることができません。論理的に筋の通った構成で書くことで、相手を納得させる志望動機になります。

⑴現職または前職の仕事内容

⑵転職理由

⑶その企業を志望した理由

⑷今までの経験やスキルについて

⑸入社後に実現したいこと

上記の順番で志望動機を書くのがおすすめです。

志望動機の作り方とポイント
企業理解を深め、自分の経験をどう魅せるのか考えた上で、構成を考えよう!

書き出しと締めくくりの文章が大切

書き出しの文章は「結論」から、伝えたいことを簡潔に書いてください。

「志望する理由は〇〇です。」「〇〇に魅力を感じています。」のように、読み手に伝わるように結論から書きましょう。

書き出しは、読み手が最初に読む文章です。最初の文章で「この応募者は志望度が高そう」「熱意がある」と感じてもらわなければなりません。

特に書き出しは、読み手の関心を惹きつける大切な部分です。書き出しは、タイトルをつけるように書きましょう。

いくら志望動機の内容がいいとしても、最後まで読む気が起きないような文章では、志望度の高さを伝えられません。志望動機全文を読みたくなるようなキャッチーな書き出しになっているかどうかを、読み手になったつもりで考えてください。

そして締めくくりの言葉は、熱意が伝わるように締めくくりましょう。会社を志望する理由で締めるようにしましょう。

【NGな書き出しの例】

・よくあるテンプレートを使っている

・伝えたいことがまとまっていない

・他の企業にも使いまわしているような文章

以上のような書き出しは読み手の興味を惹くことはできません。「この人に会って、もっと話を聞いてみたい!」と思われるような志望動機の作成を意識しましょう。

また、NGな締めくくりの例としては、「頑張ります」「よろしくお願い致します」のように漠然とした内容で終わるもの。熱意が伝わる一言で締め括るのがポイントです。

適切な文字数を考える

履歴書の志望動機は、200〜300文字程度が一般的です。200〜300文字程度の文字数は、読み手側が最も読みやすいと言われている文字数だからです。

志望動機の用紙の欄は、履歴書の仕様によって異なり、それぞれ適切な文字数は異なります。文字数の目安は、記入欄の8割以上を埋めることです。

書く内容が少ないからと文字を大きく書いたり行間を広げたりするのではなく、内容も充実させましょう。

志望度が高い企業や書類選考を突破したい企業で、履歴書の志望動機欄の文字数では書ききれない場合は、「志望動機書」を別添えするのも手です。

ただし重要なのは文字数よりも、志望動機の内容が読み手に伝わるかどうかです。前述した応募した理由や転職先で生かせる経験やスキル、入社後にやりたいことなど、構成を盛り込んだ内容にしましょう。

書類と面接で志望動機は変えるべき?

志望動機は、応募書類に書いた内容と面接で話す内容は変えるべきなのか、それとも同じ内容をそのまま話すべきなのか迷うことでしょう。

結論からお話しすると、面接で伝える内容は応募書類の内容に基づいた内容で構いません。ただ書類は一方通行のコミュニケーションですが、面接は企業と応募者の双方のコミュニケーションです。内容は同じだとしても、面接の際には相手に伝える力が必要です。

面接官が気になることがあれば、その場で「なぜそう思ったのか」「どうしてそのような行動をしたのか」などの質問をされます。

面接で重要なのは、面接官とのコミュニケーションです。履歴書に書いた志望動機をそのまま読み上げるのではなく、相手に自分の熱意と志望度が伝わるようにすべきです。

経験をいかした志望動機のポイントと例文4つ

経験を活かした志望動機を書くには、これまでの自分の経験をどのような形で貢献できるかを考えることが大切です。ここからは具体的な例文を紹介します。

例文①未経験の職種への転職(営業職から事務職の場合)

ポイント

未経験の職種に転職したいと考えた理由を具体的に書きましょう。未経験の業種といってもこれまで異業種の経験やスキルは活かせます。特に営業職から事務職へ転職する場合は、営業職で身につけた課題発見能力やコミュニケーション能力などアピールするのがおすすめです。

また、未経験の業種に挑戦する際には「学ばせてもらう」という受け身の姿勢ではなく「積極的に学びたい」という姿勢を伝えると意欲的な姿勢のアピールになります。

例文

前職では営業を2年ほど経験しました。営業職は事務の方のサポートなしには成り立ちません。営業職として働くうちに裏方から表に立つ人を支えたいと考え、営業事務への転職を決めました。前職では隠れた顧客ニーズを見つけ、それに合わせた提案を心がけておりました。

営業職で培った相手の希望を汲み取る力や問題解決能力は事務職に活かせるスキルだと思っています。御社では前職で培った相手の希望を汲み取る力を活かしてサポートしていけるのではないかと考えています。

\未経験から事務職を目指すのは難しい?/

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例文②同業他社への転職

ポイント

同業他社に転職する場合でも、企業によって業務内容や仕事のやり方は異なります。「同じ業界だから専門用語や略語を使っても伝わるだろう」と思っていても、理解してもらえるとは限りません。

今までの経験や前職で得たスキルを丁寧にアピールすることが大切です。また、応募先の企業のことを理解した上で自身の経験をアピールするといいでしょう。

例文

前職ではアパレル企業の販売スタッフとして働いていました。お客様の目を引く店内のディスプレイを心がけたり、お客様との会話の中から好みのものを探って提案するなど丁寧な接客を心がけ、売り上げアップに貢献致しました。

御社を志望した理由は、御社ならではの華やかさと品のあるデザインに魅力を感じたからです。前職で培った経験を活かして貢献していきたいと考えています。

例文③スキルアップを目指して転職

ポイント

前職を続けていてもスキルアップ ができなかった理由と、なぜその応募先を選んだのかを具体的に伝えましょう。スキルアップができたら会社を辞めてしまうのではないかと思われてしまいます。スキルアップした後、その応募先の会社でキャリアアップし、会社の利益に貢献したいということを伝えることが大切です。

例文

現職ではメーカー企業のインハウスデザイナーとして自社のサイトデザインを担当しています。自社のWebサイトのデザインだけではなく、更新、改善、運用、アクセス解析といったところまで幅広く経験できるためやりがいを感じています。

しかしながら今以上にデザインに特化したスキルを磨きたいと思うようになり、広告代理店である貴社ではさまざまなデザイン制作に携わることができ、スキルアップできると思いました。前職でのサイト制作に関する幅広い知識と経験を活かして、貴社のお役に立ちたいと考えています。

例文④企業理念に共感して転職

ポイント

「企業理念に共感した」という志望動機は他の応募者と被りやすいです。企業のホームページを見れば誰にでも書けそうなことを書くのは避けてください。自分の経験を通して企業理念に共感した理由、そこで自分が何を考え、その企業を志望したのかを伝えましょう。

例文

前職では飲食店の店舗スタッフとして働いていました。飲食店で働いていた時、ただ食事を提供するだけではなく、お客様に安全安心な料理を食べて欲しいという思いを持ちました。そのため「健康的で安心安全な食べ物を作る」という姿勢に共感致しました。飲食店での経験を活かして御社のお役に立ちたいと考えています。

例文⑤先輩社員に惹かれた場合

「先輩社員に憧れました」「OB・OG訪問で御社の社員の方と関わる機会があり、憧れました。」のように「憧れだけをアピールするのは不十分です。OB・OG訪問をして憧れの部分を伝えたい場合には、「憧れ以外の志望動機も入れる」「志望する企業の強みや魅力を伝える」「志望企業で何をしたいのかを伝える」の3要素を入れる必要があります。

また、憧れを強く入れすぎたり、憧れる理由が抽象的すぎると、志望動機として薄い内容になります。

例文⑥社風に惹かれた場合

志望動機に社風を盛り込むことで、その企業でなければならない理由を強調することができます。「〇〇な社風が気に入った」と伝えるよりも、同業他社との違いを明確にし、その企業でなければならない理由を強調するのがいいでしょう。

志望動機のNG例

マイナスの印象を与えてしまう志望動機のNG例があります。ここからは、志望動機を作成する際のNG 例を紹介します。

✔︎待遇面のメリットばかり伝えてしまう

✔︎

前職のデメリットばかり伝えてしまう

✔︎受け見の姿勢である

まず「給料がいいから」「福利厚生がいいから」のように、待遇面ばかりのメリットを伝えてしまうのはNG。

仕事の充実度よりも待遇面の充実度で会社を選ぶ人であると、マイナスのイメージを与えてしまいます。待遇がいいことが志望動機だとしても、それをメインで伝えるのは避け、仕事や会社そのものに魅力を感じているとアピールしましょう。

また、前職のデメリットや不平不満ばかり伝えてしまうのもNG。「前職の〇〇の業務が苦手で、〇〇の業務のない御社を志望しました。」のように言われたら「同じような嫌な業務があったらすぐに辞めるのだろうな」という印象を与えてしまうでしょう。

給与や福利厚生の良さを伝えたい場合には「働きやすそうな職場だったから」のように、やんわりと伝えるのがコツです。

最後は、「御社で学びたいです。」と学びの姿勢だけを伝えることです。会社は学校とは違い、手取り足取り教えてもらえる場ではありません。自主的に学び、主体的に行動する姿勢が大切なのです。何から何まで「学ばせてください!」という姿勢では、採用されません。

「御社で学び、成長したい」という志望動機にするのであれば、「成長して御社に貢献したい」のように企業側にあなたを採用するメリットを提示しましょう。ただ学びたいという姿勢ではなく、ギブアンドテイクの姿勢を持つことが大切です。

志望動機の見られているポイント

企業が見ているのは、「”なぜ”この企業に魅力を感じたのか」という「why」の部分です。企業側としては、数ある企業の中からなぜこの会社を選んだのか、魅力を感じた理由、さらにそれを通して、その企業を志望する本気度を知りたいのです。

そもそも「なぜそのように考えたのか、行動したのか」の部分には、個人の価値観や考え方、判断基準も現れます。

「なぜこの会社を選んだのか」という「なぜ」の部分には、あなたの考え方が現れており、採用担当者もあなたの考え方を判断していると思って、志望動機を深掘りするようにしましょう。

まとめ

採用担当者は多くの応募者の志望動機を見ています。他の応募者と同じことを書いていれば書類審査を突破することはできません。自分の強みや今までの経験を振り返り、志望動機を作り上げましょう。

転職活動は職場探しから書類審査対策から面接対策まで、さまざまな対策をしなければなりません。そのため「何から始めていいのかわからない」「面接対策がわからない」など多くのことが疑問になるでしょう。そんな方は是非プロのキャリアカウンセラーにご相談ください。

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