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仕事が向いてないのは甘え?辞めたい時の判断のポイントと注意点

「この仕事向いていないかも…」と思ったことはありますか?

また「なんとなく向いていない」という理由では、ただの自分の甘えなのかなと思う方もいるでしょう。

今回は、仕事が向いていないと思った時やそう言われた時にチェックしたいポイント、その対処法を紹介します。

安易に転職に踏み出す前に一度立ち止まって考えてみましょう。

目次

仕事に向き不向きは本当にあるのか

世の中には多くの仕事があり、仕事によって向き不向きがあることは確かです。

例えば、体を動かす仕事とデスクでパソコンに向き合う仕事とでは、全く仕事内容が異なります。人とコミュニケーションをとる接客業と、工場などでの単純作業などもそういえます。

これらのように仕事の内容に違いがある以上、人により得意不得意が発生するのは当然なことです。

1つの仕事を続けていく中で、「自分はこの仕事に向いているのだろうか?」と悩むこともあると思います。

そんなとき、すぐに投げ出してしまうのは、もったいないことかもしれません。

「仕事に向いてないのではないか」と感じる時期とその要因

では、「仕事に向いてないのではないか」と感じるのはどんな時なのでしょうか。

仕事に向いてないと感じる時期と、それぞれの時期に訪れる要因を紹介していきます。

入社1年目〜

入社1年目は、「仕事に精一杯で疲れてしまう」ことが要因となることが多いです。

入社してすぐは仕事に慣れることに精一杯で、心身ともに疲れやすい時期であるといえます。忙しさの中でふと我に帰ったとき、「描いていた理想と違う」や「自分にこの仕事は向いてないんじゃないか」と思ってしまうことがあるようです。

そもそも入社1年目は、覚えることも多くそれだけでも精一杯な時期ですので、気にする必要はないのです。しかし、心身ともにいっぱいいっぱいになり、入社1年目でそのような不安を感じることもあるようです。 

入社2年目〜

入社2年目は、「同期や後輩と比べて劣っていると感じる」ことが要因になることが多いです。

2年目になると、もう新入社員のような扱いはされなくなります。さらに、企業によっては後輩ができることもあるでしょう。そんな中、同期や後輩と自分の仕事の出来を比べてしまい、自信をなくしてしまうことがあるようです。

成長する速度が人によって違うのは当然です。それでも、自分よりも同期や後輩の方が良いパフォーマンスをしていることを目の当たりにしたとき、自分はこの仕事に向いてないのかも、と感じてしまうことがあるようです。

入社3年目〜5年目

入社3年目は、「実務や会社のことが分かってきて、今後のことを考え始める」ことが要因となることが多いです。

実務経験を積み、会社のことや社員のこと、取引先のことなど、いろいろなことを客観的に見渡せる気持ちの余裕も出てきます。自分が仕事に対してどう思っているか、どんな気持ちで取り組んでいるかも理解できている頃です。

そんな中、「5年後、10年後の自分はどうなっているのか」といった、自分のキャリアプランを真剣に考えるようになってきます。「自分はずっとここで働き続けるのか」といった思いが出てくるのもこの頃であり、仕事の向き不向きを判断しがちな時期であるといえます。

30代〜

30代以降は、「会社の制度や評価、業務内容への不安」が要因となることが多いです。

30代ともなると、企業によっては役職がついたり、昇進することもあると思います。自分自身のことではあるものの、昇進や昇格に興味が持てなかったり、会社の制度に関心がなかったりと、向上心をあまり持てなくなってしまうことがあるようです。

「このまま仕事を続けても、明るい未来はないかも」といったことを考えがちになるのはこの時期です。

仕事に向いていないと感じるきっかけとは

では、「仕事に向いてないのではないか」と感じるのは、どんな時でしょうか。

1.些細な失敗を多発してしまったとき

仕事に向いていないと感じるきっかけとして、ミスが続いたときというのがあります。特に、メールの誤送信や作成した資料にミスが発覚したり、締め切りを忘れていたりなど、もう少し注意していれば起こることのないような些細なミスを繰り返してしまうと、自分に自信をなくしてしまいがちです。

誰しもミスしてしまう可能性は大いにあるのですが、何度も繰り返してしまうと、「自分は能力が低いんじゃないか」と思い込んでしまいます。

2.指示が理解できない・分からないことが多いとき

必死に理解しようとしても、上司の指示がよく理解できなかったり、分からないことが多く、業務を円滑に遂行できないことがきっかけで、仕事に向いていないと感じてしまうことがあります。

説明を聞いても分からない、ツールの使い方が分からないなど、分からないことが多いと、頭が回らなくなり、「自分はこの仕事をする能力がない」と感じてしまいます。

3.成功体験を嬉しいと思えない、達成感を感じられないとき

目標を達成しても達成感を感じられなかったり、何に対してもやる気が出ないことから、仕事に向いていないと感じることがあります。

ただ無気力であるのとは異なり、「自分にはもっとやりがいのある仕事の方が向いている」などといった上昇志向を持った人に、このような傾向があります。

仕事が向いてない?そんな時にチェックしたいポイント

「今の仕事、もしかして向いていないかも?」そう悩んでいる時にチェックしたいポイントを7つ紹介します。

自分に当てはまるポイントがあるか確認してみましょう。

仕事の成果が出ているか

仕事の成果が出ていますか?自分では今の仕事が向いていないと思っていても、成果が出ている場合には、仕事に対してポジティブになれないだけであって、実は向いている可能性の方が高くなります。

人は日々の仕事になれてしまうため、成果を出していてもそれが当たり前となってしまっているため、気付きにくいことがあります。小さなことも良いので自分のできている部分をチェックしてみましょう。

将来の自分を想像できるか

会社に憧れの上司や先輩はいるでしょうか?会社の上司や先輩は、未来の自分のポジションです。

その人たちをみて「自分もこうなりたい!」という気持ちを持てていれば、自分のなりたい未来が描けているしモチベーションになるため良いでしょう。

しかし、そういった気持ちがわかなければ、今の会社に居続けても3〜5年後の将来がポジティブに想像できないということになります。

仕事にやりがいを感じているか

今行っている業務にやりがいを感じているか考えてみましょう。誰かのために役に立っていると感じられる瞬間や、何かを達成した喜びを感じることはありますか?

もちろん仕事なので辛いことや嫌なことがあるのは当然で、一日中楽しく過ごせるという日ばかりではないでしょう。

それでも、今の仕事で得られるポジティブな感情があるかどうかを考えてみましょう。

やりがいが感じられているのであれば、向いていないということはありません。

仕事の仕方に問題がないか

仕事の進め方に問題はありませんか?仕事をしている時、どんなシーンで仕事が向いていないかもと思ってしまうのか思い出してみましょう。

例えば数字の入力をいつもミスしてしまい、向いていないかも…と思ってしまう場合、入力ミスを防ぐ仕事の進め方を生み出せば解決するかもしれません。

プライベートが充実しているか

プライベートは充実しているでしょうか?実は、仕事に問題があるのではなくプライベートで様々な問題を抱えていて悩んでいるということが、仕事へも影響をきたしている可能性もあります。

休日なのに仕事のことばかり考えていたり、仕事のことを考えるとプライベートの時間が楽しめないという状態は、上手くストレス発散や気分転換ができていない可能性が高いです。

体調にまで支障をきたしている場合はすぐに辞めたほうがいい場合も…。

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職場環境に問題がないか

教育制度が整っていなく誰も教えてくれないといった職場環境では、仕事が上手くいかなくて当然です。この仕事は向いていないと自分で決めてしまう前に、職場環境に問題がないかチェックしましょう。

また、上司からのパワハラやモラハラ・セクハラなどされていないでしょうか?

時と場合によりますが、上司に「この仕事向いていない」と言われるのは、これらのハラスメントに当たる可能性があります。

この言葉は人を傷つける言葉であり、モチベーションを下げる発言です。

とても感情的になっている時に出てしまう言葉で、ビジネスの場において論理的に話す時に用いる言葉ではないでしょう。

そのため、このようなことを言われてもあなたが気にすることはありません。それでも気にしてしまって辛いという場合は転職も視野に入れましょう。

自分に自信が持てるかどうか

自分の仕事に自信が持てない人も、仕事が向いていないと思いやすい傾向にあります。このような気持ちは、新卒時ではなく2年目や3年目といった時期に起こりやすくなるようです。

まだ自分に自信が持てない段階なのに、先輩から「もうできて当たり前」という扱いを受けてしまうと、大きなプレッシャーに感じてしまい「向いていないかもしれない」と考え出してしまうのです。

また、こういった自信のなさは「同期と比べると自分は仕事ができていない」と、他人と比べてしまう方に多くなります。

「仕事に向いていない」と考えるのは甘いことのか?

仕事が「できる・できない」と、仕事に「向いている・向いていない」は、一致するとは限りません。単に「仕事ができないから向いていない」と考えてしまうのは、あまりにも早いかもしれません。

仕事ができないことの言い訳として「向いていない」と考えることはありがちですが、できないことをできるようにするための努力は必要です。

その努力をせずに、「この仕事に向いていないからだ」と判断してしまうのは、非常にもったいないことです。自分ができる限りの努力をした上で、仕事への向き不向きを初めて考えられるものではないでしょうか。

その他、失敗が続いて上司や先輩から怒られてしまうことで、「向いていない」と考えることもあります。失敗が続くと、どうしても仕事に対してネガティブになってしまいますが、そんなときに仕事の向き不向きを考えても仕方がありません。

心と身体を休め、また情熱的に仕事に取り組める気持ちを整えるべきでしょう。

仕事に向いているかどうか、誰かに相談してみよう

自分で仕事の向き不向きを判断できない場合は、周りの友人や同僚、家族に相談してみるのもいいかもしれません。ネガティブな考えは、どうしても主観に陥りやすいです。

周りからの客観的な意見を聞くことで、自分の抱えていた悩みを解決できたり、考えを整理できたりするかもしれません。

最終的にどう動くかを判断するのは自分自身ですが、判断するまでの材料として、客観的な意見を周りから得ることは必要でしょう。

\仕事の悩みを相談すべき相手とは?/

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仕事に向いてないと判断し、転職するときの注意点とは

「仕事に向いていない」と感じたら、まず、できることは自分で対処してみましょう。

例えば「ミスが多い」のであれば、ミスを減らす努力をしましょう。予習復習をする、練習をする、率先して経験を積むなど、できる限りのことをまずやってみます。

「ストレスを感じていて先が見えない」のであれば、一度休暇をとって休んでみるのも手です。

「先が見えない、未来が見えない」のであれば、自分のキャリアプランを整理してみましょう。

それらの対処を施した上でもなお、今の仕事は自分に向いていないと総合的に判断したのであれば、次の3つの点に注意して転職活動を始めましょう。

1.自分がやりたいことを明確にする

まずは自分が何をやりたいのかを明確にしましょう。やりたいことは、得意なことでも構いません。

今までやってきた仕事がやりたいことではなかったのであれば、それも整理しておきます。業務の中で得意なことがあったのであれば、それらも明確にしておくと、道筋が立てやすいです。

2.企業研究をしっかりと行う

希望する企業の研究はしっかりと行いましょう。条件面だけでなく、会社の制度や歴史、経営方針、雰囲気などを知っておくことはとても重要です。また、具体的な業務内容なども調べておくと、入社した後のギャップが少なくなります。

3.退職理由の伝え方に注意する

向いていないと感じて辞めた仕事であっても、ネガティブな退職理由をストレートに伝えることは避けましょう。「またすぐに辞めてしまうのではないか」と思われてしまう可能性があるからです。

前の会社のどこに課題を感じ、自分がどんな努力をしてきたのかなどを踏まえ、「より自分を活かして貢献できる会社に転職したいと思った」と、理由をポジティブに伝えるようにしましょう。

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向いてないと思いつつも仕事を続ける場合に気をつけたいこと

向いてないと思いつつも今の仕事を続けていく場合には、精神面のバランスをとることに最も注意が必要です。

向いてないと思いながら仕事を続けることは、多かれ少なかれストレスを抱えながら仕事をするということになります。そのストレスとうまく付き合っていかなければなりません。

具体的には、仕事のことを相談できる関係の人を作っておくことが大事です。何かあったときには相談し、客観的な意見をもらうことで気持ちが楽になったりします。

そして、自分の中でぐるぐると渦巻いていたことが整理され、どのように動けばよいかの道筋を立てられるようになることもあります。

その他には、仕事の中で自分なりの小さな楽しみを見つけることも大事です。仕事の全てが嫌だと感じてしまわないよう、自分がなるべくストレスを抱え込まないように仕事を進めていくことが大事になってくるといえます。

仕事が向いていないと感じる時の対処法

それでは、仕事が向いていないと感じてしまう時の対処法を3つ紹介します。安易に転職を繰り返してしまう前に、まずはできることを試してみましょう。

向いていないと感じる理由を考える

まずは、自分が今の仕事に向いていないと感じる理由を考えてみましょう。そして、解決する方法はないのか考えてみてください。仕事が向いていないと感じる理由は、「失敗」が大きく影響しています。

人は、仕事で何度も失敗をしてしまうと、向いていないんじゃないかと考えてしまうのです。また、楽しいと感じられなかったり自分の能力が活かせていないように感じたりしても、向いていないと思ってしまいます。

けれど、失敗してしまうなら、失敗しないように打開策を考えれば良いのです。そのためには、失敗してしまう原因の追求をすることや、冷静に分析することが大切です。

「向いていない」のではなく、「投げ出しているだけ」ということを理解し、受け止めてみましょう。

自分のやりたいことや得意なことを見直す

自分のやりたいことや得意なことは何だったのか、初心に戻って考えてみましょう。

最初には、今の会社に入社することにワクワクしていたのではないでしょうか。

人は何度も同じことをしていると、できることが当たり前となってしまい、その成功に気づかなくなってしまう傾向があります。

よくよく考えたら自分はちゃんと成果を出せていることに気づくかもしれません。

初心に戻って考えてみても、最初にやりたかったことと今の業務が違っていたり他にやりたいことがあるなど、今の仕事には満足できないという場合には転職を考えてみましょう。

また、転職して3ヶ月という期間は、仕事の向き不向きの見極めにちょうど良い期間です。早めの段階で思っていたのと違うと気づいた時は、中途半端に半年や1年と続けても無駄な時間となってしまうため、見切りをつけましょう。

信頼できる人に相談する

職場の人に仕事が向いてないと言われて悩んでしまっている場合には、信頼のおける相手に相談してみましょう。

頼れる人がいるだけでも安心感を得ることができますし、具体的なアドバイスがもらえるかもしれません。相談する相手は会社の同僚や仲の良い相手にするのが良いでしょう。

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まとめ

仕事が向いていないと思った時にチェックしたいポイントや、その対処法を紹介してきました。仕事が向いていないと思ってしまう理由は人によって様々です。

成果を出せていたり、失敗を繰り返してしまうから向いていないと考えてしまっている方は、打開策を考えれ問題を解決すれば、辞める必要がないでしょう。

しかし、精神的にきつい場合や、やりたいことと違っていたという場合には転職を考えてみても良いかもしれません。

ただし、転職活動をする際に、ありのままにマイナス理由を伝えてしまうと採用されにくくなってしまいます。

転職活動を成功させるには、マイナスな理由ではなくポジティブな理由を伝えることが大切です。「次の転職こそ成功させたい!」「自分に合った職場を選びたい」と悩んでいるという方は、ぜひキャリチェンにご相談くださいね。