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イラストレーターを目指すのにおすすめの資格を7つ紹介

「イラストレーターになりたいけれど、どんな資格が必要なのだろう?」「取っておくと有利になりそうなおすすめの資格が知りたい」と思っている方が多いのではないでしょうか。

今回は、イラストレーターが資格をとるメリットやおすすめの資格を7個紹介します。

イラストレーターが資格をとるメリット

イラストレーターに必要なのは、イラストを描くセンスや描画力です。

イラストレーターとして仕事をするのに特別な資格がないと就職できないというわけではありません。

就職という点で考えれば資格の重要性は低いでしょう。

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しかし、最近ではイラストは手書きではなくソフトを使って描く方法が多くなっています。

イラストを制作するためにWEBの知識や技術が必要となる場面が多々あり、IllustratorやPhotoshopを使用できることはとても重要です。

また、これらのソフトを使いこなせる技術があることを第三者機関から証明されることは、就職活動やフリーランスとして活動するときにアピールにつながったり、知識や技術を証明できたりします。

さらに、取得するために勉強することで知識が増えることや技術の向上によって、自分に自信が持てるようになることが大きなメリットとなるのではないでしょうか。

イラストレーターにおすすめの資格7個

それでは、イラストレーターにおすすめの資格を7個紹介します。

それぞれの資格の概要や取得の難易度、勉強時間、勉強方法など紹介します。

Illustrator(R)クリエイター能力認定試験

DTP業界では、一般的なソフトであるIllustrator。「Illustrator(R)クリエイター能力認定試験」は、その実務能力を測るための資格です。

現代ではイラストレーターの仕事でもパソコン上で制作することが多く、いくら色彩感覚やデッサン力にすぐれていても、こうしたソフトを上手に扱えなければ、効率よく仕事を進めていくのは難しいため取得すると良いでしょう。

資格は、スタンダードとエキスパートの2種類があり、エキスパートの方が上級となります。合格率はいずれもおよそ65%のため、難易度は高くありません。

合格するための勉強時間も1日1、2時間程度とあまり時間もかからないでしょう。

 勉強方法は、「Illustrator®クリエイター能力認定試験問題集」を利用して勉強するのがおすすめです。

難易度は高くないので、独学でも問題集をしっかりと繰り返し学習すれば合格できるでしょう。

Photoshop(R)クリエイター能力認定試験

写真の加工や現像などの画像編集を行える、世界基準のグラフィックツールである「Photoshop®」。

そのPhotoshop®の活用能力を測定・評価する資格検定試験です。

資格は、スタンダードとエキスパートの2種類。エキスパートの方が上級となり、実技試験だけでなく知識試験も出題されます。

合格率は、いずれもおよそ60%と難易度は高くありません。勉強時間は30時間〜40時間ほどの勉強時間で取得できるレベルのようです。

勉強方法は、「Photoshop®クリエイター能力認定試験問題集」を利用して勉強するのがおすすめです。

実技が多いので、問題集を丸暗記するよりも実際に手を動かしてスムーズにソフトを使いこなせるようにしましょう。

アドビ認定アソシエイト(ACA)

Adobe Creative Cloudを活用するスキルがあることを証明し、CG制作に必要な知識やスキルについて測るものです。

アドビ認定アソシエイト(ACA)の合格率は非公開となっています。しかし、エントリーレベル(初級、初心者レベル)の内容のため、日頃からPhotoshopやIllustratorを使用している方にとっては難しくないと言われています。

ただし、全くの初心者の場合、勉強時間に50〜100時間かかったという方もいるようです。

勉強方法は、アドビが販売している公式テキストを繰り返し勉強するのがおすすめです。

また、公式サイトから模擬テスト&演習問題(動画付き)を購入することもできるため、試験対策を万全に進めたい方はこちらを購入しても良いでしょう。

CGクリエーター検定

CGによって表現をするデザイナーやクリエイターのための検定試験です。試験問題では、2次元映像、構図、カメラワーク、3次元CG制作の手法などが問われます。

試験はベーシックとエキスパートの2種類があり、エキスパートが上級の方が上級となります。ベーシックの合格率は60~70%程度のため、難易度は低めでしょう。

試験日のおよそ1カ月前を目安にして勉強を開始すれば間に合うレベルです。

しかし、エキスパートの合格率は平均で30%前後と一気にハードルが上がるようです。そのため、3ヶ月は勉強時間を確保した方が良いでしょう。

勉強方法は、「入門CGデザイン -CG制作の基礎- [改訂新版]」のテキストを勉強するのがおすすめです。

また、「CGクリエイター検定 エキスパート・ベーシック公式問題集 改訂第二版」の問題集を勉強すると、本番に近い内容を学ぶことができます。

エキスパートに求められる技術はとても複雑なため、独学ではソフトを使いこなすのが難しい場合も…。その場合はスクールに通うのも手です。

色彩検定(R)

色彩検定(R)は文部科学省後援の公的資格です。資格を取得することで、感性や経験ではなく色彩理論の土台を身に付けることが可能。

資格のレベルは、初めて色を学ぶ人向けの3級、実務向けの2級、プロフェッショナル向けの1級と3段階になっています。

3級と2級の難易度は低めで、およそ30時間の勉強で取得可能です。しかし、1級になると合格率が30%前後と難易度が非常に高くなります。

1次試験の勉強時間は100時間、2次試験には50時間が必要と言われています。

色彩検定の試験問題は、公式テキストから出題されるため、公式テキストを購入し勉強するのが良いでしょう。試験問題が変更されることもあるため、随時最新のテキストをチェックするようにしてください。

また、最近では「色彩検定3級 試験対策問題アプリ」というアプリで勉強する方法もあります。隙間時間を利用してさっと勉強できるので、自分にあった方法で勉強しましょう。

カラーコーディネーター検定試験(R)

ビジネスのさまざまな場面で役立つ、色彩の知識を身に着けるための資格です。

資格はスタンダードクラスとアドバンスクラスの2種類。色が持つ性質や色が与える影響などを深く学ぶことができるため、デザインに生かすことができるでしょう。

カラーコーディネーター検定は、以前は3級、2級、1級の3階級でした。しかし、2020年6月にスタンダードクラスとアドバンスクラスに生まれ変わったため、最新の合格率をチェックすることができません。

ただし、スタンダードクラスは以前の3級と同レベルであり、その際の合格率は69.9%とかなり高く難易度は低めです。

次に、アドバンスクラスは以前の2級と1級のレベルだと言われています。2019年における2級試験の合格率は41.9%、1級は30%台ということから、アドバンスクラスの難易度は高めということがわかるでしょう。

試験内容は、公式テキストから出題されるため、まずは公式テキストを購入して勉強するのがおすすめです。公式テキストだと理解できない箇所は非公式の対策テキストを参考にしたり、問題集を繰り返し解いていきましょう。

また、アドバンスクラスに関しては難易度が高いことや独学だと非効率で時間がかかるため、通信講座を利用するのもおすすめです。

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資格取得後はどう生かす?資格の生かし方

イラストレーターが資格をとるメリットやおすすめの資格を7個紹介しました。最近では、イラストを描くには手で描く方法だけでなく、ソフトを使って描く方法が多くなっています。

そして、その際に使用されるソフトがIllustratorです。そのため、イラストレーターとして就職するときに、Illustratorを使用できることを客観的に示すことのできる「Illustrator(R)クリエイター能力認定試験」が役立ちます。

また、イラストレーターはグラフィックデザイナーを兼務することもあり、その際にはPhotoshopが必要となります。色彩検定(R)やカラーコーディネーター検定試験(R)も同様で、これらの資格を持っているからといってイラストレーターになれるわけではありません。

しかし、イラストをデザインするのに色彩の知識や、色が持つ性質や色が与える影響を知っていることはとても重要です。そのため、自分の知識や技術を向上させるためにこれらの資格を取るという考え方が良いのではないでしょうか。

また、イラストレーターの次のキャリアパスとして考えられるのがWebデザイナーへの転身。Webデザイナーの仕事は、イラストだけではく構成からイラストパーツの制作、サイトの実装まで行うため、年収や単価アップが望めます。そういった将来性を考えた際、より上記の資格が生きてくる可能性が高いでしょう。