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フルコミッションの働き方は辛い?メリットデメリット、向いている人の特徴を解説

現代は働き方の選択肢が増え、正社員で固定給をもらう働き方以外に、さまざまな働き方を選択することができます。

その中でも、今回はフルコミッションという給与制度について紹介します。

「フルコミッションとは一体何?どんなメリットやデメリットがあるのか知りたい」「フルコミッションに向いている人ってどんな人?」など、気になる方はぜひチェックしてみてください。

フルコミッションとは

フルコミッションとは、日本語にすると「完全歩合制」という意味です。

つまり、決められた固定給がなく、完全に自分の成果のみに対して報酬をもらう方法がフルコミッションです。

保険、不動産、コンサルティング、営業代行などの仕事は、フルコミッションという給与システムを採用していることが多くなります。

固定給やインセンティブとの違い

一般的に多くの方が選択しているのが「固定給」もしくは「固定給+インセンティブ」という給与システムなのではないでしょうか。

固定給とは、会社から決められた一定時間勤務すれば、毎月同じ賃金が支払われるという給与システム。

固定給+インセンティブとは、固定の賃金にプラスしてインセンティブ(報奨金)がもらえるシステムです。

インセンティブは、主に営業職で成果をあげた社員に支給することが多いでしょう。

フルコミッションと比較すると、固定給や固定給+インセンティブという給与システムは、毎月売上に関わらず固定の収入を得られることができるので、安定して暮らすことが可能です。

POINT

フルコミッションとは、固定給がなく完全に成果に対する報酬をもらう働き方を指します。

フルコミッションのメリット

それでは、フルコミッション制度にはどんなメリットがあるのか紹介します。

給与は自分次第

やはり、高い報酬が得られることがフルコミッションの大きなメリットです。報酬が元から高額に設定されていたり、事業専門会社と契約を結び、報酬額について交渉することもできます。

すべては自分の成果次第ですが、成果によって高額な報酬を得られます。

年功序列という文化が残っている日本では、いくら仕事ができても高収入を得ることが難しい企業が多く存在します。

しかし、フルコミッションなら自分次第でいくらでも稼ぐことができるので、仕事へのやる気もアップするでしょう。

自分の裁量で働ける

自分の裁量で働けることもフルコミッションのメリットです。

フレックス制の導入により、昔よりは自由が効くようになったものの、一般的な固定給の会社だと、勤務時間が決められていることが多いでしょう。

しかし、フルコミッションなら成果主義のため、時間の使い方は自由に自分で決められます。

決められた労働時間がないため、わざわざラッシュの電車に乗る必要はなく、好きな時間に食事を取ったりリフレッシュしたりもできます。

POINT

自分の成果次第で高収入を得ることができ、時間や場所など関係なく自分の裁量で働けるのがメリット。

フルコミッションのデメリット

フルコミッションにはメリットだけではなく、もちろんデメリットも存在します。どんなデメリットがあるのか見ていきましょう。

収入が不安定

フルコミッションは収入が不安定というデメリットがあります。成果を出せば高額な報酬を得ることができます。

しかしその反面、基本給が無いことによる生活のリスクを持ち合わせています。

たとえば、先月は契約を取れて月収100万円稼いだとしても、翌月は一件も契約が取れなければ収入は0となります。

そのため、長期間契約が取れず収入が0の月が続く可能性もあり、収入がとても不安定になりやすくなります。

プライベートとの区別が難しい

フルコミッションは、プライベートとの区別が難しいというデメリットもあります。

フルコミッションの場合、企業に雇用されず個人事業主として働くことが多いでしょう。

そのため、会社が行ってくれていた雇用保険の加入や確定申告などのさまざまな手続きを自分で行うことになります。

そのため、仕事以外の雑務も行わなければなりません。

また、収入が入ってこない不安から複数の仕事を掛け持ちしたり、稼げるときに目一杯仕事を入れてしてしまったり、体を酷使しがちに…。

そのため、気づけば働き通しでプライベートの時間がなかったり、時間の区別自体が難しくなります。

POINT

仕事がなければ収入がないという不安定さや、仕事とプライベートの区別がなくなってしまうことがデメリット。

フルコミッションの働き方が向いている人

ここまで読んでみて、「自分はフルコミッションの働き方ができるかな?」と不安に思った方もいるのではないでしょうか?

ここでは、どんな人がフルコミッションの働き方に向いているのか紹介します。

実力に自信がある

一番は、自分の実力に自信がある人です。フルコミッションは成果を出さなければ稼ぐことはできません。

今までに営業職を経験してきて営業成績の良かった人や、自分の成績に対して報酬の少なさにモチベーションが上がらなかったという方は、フルコミッションの働き方が向いているでしょう。

自分の成果に応じて目に見える報酬という形で見返りがもらえます。

そのため、もっと頑張ろうというやる気が湧いてくるでしょう。そのエネルギーによって、さらに向上心がもてる人はフルコミッションに向いています。

自分から行動を起こせる

また、フルコミッションに向いているのは、誰かに指示されて動くタイプではなく自らの考えで行動を起こせる人です。

会社勤めをしているときに、上司や同僚の意見が足かせとなって自分の思うように動けないことにストレスを感じていたタイプの人も成果主義が向いています。

フルコミッションの働き方が向いていない人

最後に、どんな人がフルコミッションの働き方は向いていないのか紹介します。

まずは、安定志向の方です。完全歩合制であるフルコミッションの働き方は、契約が取れなければ収入がありません。常に収入の不安が付き纏うため、安定とはかけ離れた生活が待っています。

そして、ずっと契約が続くという保証はどこにもありません。

会社に雇用されていないということは、突然の契約解除の可能性すら考えられます。

会社勤めの場合は会社側から解雇されることは少なく、万が一解雇の場合にも雇用保険を払っていれば、失業保険を受け取ることができます。

失業保険を受給できればしばらく生活することができ、その間に再就職の活動もできるでしょう。

しかし、個人事業主や業務委託という働き方には雇用保険制度がありません。

契約が突然切れれば、明日から仕事がない状態に陥るのです。そのため、契約が切れたらすぐに次のクライアントを探すという行動力がない方は向いていないでしょう。

また、フルコミッションは仕事を獲得するためのノウハウを誰も教えてくれず、常に自分で考えて行動を起こさなければなりません。

会社で誰かに指示されたことをやる方がラクだと感じる方は、フルコミッションは向いていないでしょう。

まとめ

フルコミッションとはどんな給与形態なのか、フルコミッションと固定給・インセンティブとの違いについて紹介しました。

また、フルコミッションのメリットやデメリット、どんなタイプの人がフルコミッションの働き方に向いているのか向いていないのかなどもお伝えしてきました。

フルコミッションは、今の会社の給与に満足いっておらず、自分の実力次第で高収入を得たい方や自分の時間を自由に使える働き方をしたい若者に人気の働き方です。

自分の力を試してみたいという方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。